KARASUYAMA HIDETADA
PROJECT#37
Group Show - Kaltes Feuer
Artists: Axel Toepfer, Bjoern Kaemmerer
20 May - 4 June 2023
14:00 - 18:00
only open weekends and holidays
Artist's talk ・・・・
Workshop in Nagasaki 5/30, 31
プロジェクト#37
冷たい炎
作家:アクセル・テップファ、ビジョン・ケンメラー
会期:2023年5月20日(土) - 6月4日(日)
14:00-18:00 土日祝日のみ開場
談話席
5/30, 31ワークショップ(諫早造形研究室)
様々なイメージが夢遊歩行するキャビネットとしてのアズマテイプロジェクト。盗まれた、切り取られた、火のついた、失われた、擦り切れた、引用されたイメージたち。空気を求めてあえぐドア。かすかな煙、あるいはぽつりと浮かぶ雲。我らが故郷たる地球、月からのその眺め。不思議の島々、フクロウたち、猫たち、蟻たち。共鳴して踊ること。宇宙ゴミの中で踊ること。捨てられた者たちが投げ出す無数の手。
それから:想像上の彫刻を実体化する試み、非物質を強化するための議論、共に食事を取ること——あなた自身のドアを持参せよ。 < Axel Töpfer | Björn Kämmerer >
本展では、アクセル・テプファーとビョルン・ケムメラーによる映像作品Zwei Türen(2つのドア)のほか、それぞれの作品展示と並行して、左記のテキストを手がかりに、参加者と以下のコンセプトについて話し合いを進めていきます。
予約は不要です。詳細についてはお問合せください。<不二七>
5月20日(土) 17:00-
オープニング中に「あなた自身のドアを持参せよ。」についての説明を行います。
5月21日(日) 随時
集い、フォーマットについてや、皆の協力の元いかにして非物質を強化するかについて話し合う。
5月27日(土) 18:00-
アーティスト・トーク&アーティストの手料理による食事会を行い、想像上の彫刻を実現します。
5月28日(日) 随時
集い、フォーマットについてや、皆の協力の元いかにして非物質を強化するかについて話し合う。
6月3日(土) 随時
集い、フォーマットについてや、皆の協力の元いかにして非物質を強化するかについて話し合う。
6月4日(日) 随時
集い、フォーマットについてや、皆の協力の元いかにして非物質を強化するかについて話し合う。
5月30日 (火) ワークショップ
アクセル・テップファーが勤めるスイスの美術学校 Schule fuer Gestaltung Basel と、諫早造形研究室(長崎県)の学生が同じ課題に取り組み、オンラインで同時に成果発表をします。
お問合せ:諫早造形研究室 〒854-0071 長崎県諫早市永昌東町18-9
0957-22-8435(烏山)までご連絡ください
アクセル・テプファー (ドイツ、ケーニヒス・ヴスターハウゼン出身 スイス、ベルン在住
テプファーはライプツィヒ(ドイツ)でメディア・アートと写真、ウィーン(オーストリア)で彫刻と映画/テレビを学び、タイポグラフィーのマイスターシューラー(芸術分野の最高学位)をライプツィヒで取得。ヘルツリーヤ(イスラエル)、東京、バーゼル(スイス)、ニューヨーク、パリ、ウルタール(ラヴクラフトの作品に出てくる架空の街)の交換スタジオプログラムに参加。NYCメトロポリタン絵葉書協会やアート集団Songs for a Pigeon、アーティスト連盟理事会Visarteバーゼル支局のメンバーであり、猪名川木喰仏協会のヨーロッパ大使であり、本年からはアズマテイプロジェクトの一員に加わっています。2000年以降、ZeitGenossenのメンバーとして活動しています。テプファーは、特定の指示やマニフェスト、ルール、規則に並行して取り組むことを楽しみ、それが上記のコラボレーションの質を高め、共同作業にフォーカスすることにつながっています。2004年には国際的なネットワークVideoklubを立ち上げ、2011年から魔法の島の想像に関するリサーチ研究所HyBrasilを主導、また2021年よりFeuer Folgt Flutと協力して「想像上の彫刻」に取り組んでいます。
ビョルン・ケムメラー (ドイツ、シュトラールズント出身 オーストリア、ウィーン在住)
ケムメラーはオーストリアのリンツ芸術工業デザイン大学とウィーン美術アカデミーで学び、2011年にハルーン・ファロッキの映画クラスを卒業しました。アーティスト・イン・レジデンスとして2014年にはロサンゼルスのMAK-Schindlerのプログラムに参加、2015年にはパリ国際芸術劇場に滞在、また2024年にはニューヨークのISCPのレジデンスに参加を予定しています。ケムメラーの作品のほとんどは35mmまたは65mmフィルムで撮影されており、馴染みのあるオブジェクトに焦点を当てた現場でのワン・テイク長回しによって構成されています。
自身の形式とテーマ上の関心をひとつだけの美的対象物に統合・集約することで、ケムメラーは全く新しい視覚の扉を開いたのかもしれない。— ジョーダン・クロンク(映画評論家)
彼の映画・ビデオ作品は、数多くの展覧会やフェスティバルで国際的に上映されています。